オーボエとクラリネットの違い

オーボエとは木管楽器の一種です。形や色はクラリネットととても似ています。ふたつの楽器は混同されやすいのですが、リード(口を付ける部分)の枚数という決定的違いがあります。オーボエは2枚を重ねて使用しますが、クラリネットは1枚です。そのため、よく似たふたつの楽器ですが、近くで見るとオーボエはリード部分が太くクラリネットは細い、というように見分けられます。

オーボエの始まりと歴史

13世紀後期から17世紀にかけてヨーロッパで広く演奏されていたショームという楽器が、17世紀にフランスで改良され、現在のオーボエの形がつくられたと言われています。ショームの原型となったものは、2枚の植物製の茎を使って音を出すオーボエ族だという説があります。

オーボエの特徴と演奏方法

オーボエの特徴は、先ほど述べた2枚のリードにあります。

リードが1枚のクラリネットやサックスなどは、リードにマウスピースを組み合わせ、そこから息を吹き込みます。一方オーボエは、重なった2枚のリードに直接口を付け、ストローに息を吹き込むように演奏します。

他の楽器よりも息の吹き込み口が小さいため、少ない肺活量で長い音を出すことができます。

オーボエの音色が持つ魅力

オーボエの魅力は何と言ってもその音色です。よく響き渡る繊細な高音は、たびたび女性の歌声に例えられます。その美しい音色から、オーケストラでは印象的なソロパートに使われることが多々あります。

オーボエが使用されている有名曲

クラシックではドヴォルザークの「家路」、マルチェロの「オーボエ協奏曲」が有名です。また、ジブリ作品でも「千と千尋の神隠し」や「魔女の宅急便」で使用されています。

オーボエはその印象的な音色から、各方面で活躍しています。

オーボエは、木管楽器のひとつであり、ダブルリードで音を出す円錐管の楽器です。基本的に薬オクターブの音域が出せます。